西向く侍は、その月が31日なのかそうでないのかを判断する語呂合わせ。
昔から使っているので、意識してなかったけど「何でサムライ?」とふと思いまして。
新しいことを知るのはワクワクするので、調べてみました。
西向く侍は何でサムライなんだ?
西向く侍。
この言葉は、昔から「その月は31日なのか、そうでないのか」の判断に使ってきました。
2月、4月、6月、9月、11月。
どの月も31日ではなく30日まで。
2月は28日だったりしますよね。
で、11月は何で「サムライ」なのか?と。
40年以上生きて来て、初めてちゃんと知ろうと思いましてw
けど、あっという間に解決!
今まで、サムライは「侍」と書くものと思ってましたし、実際それであってるはず。
ただ、西向く侍でいうところのサムライは「士」の漢字。
11月を漢数字の「十」「一」を縦に並べると「士」という字になります。
これは【武士】の「士」で、サムライとも読むらしいですよ。
↑ココ初めて知りましたw
今までだと「侍」はどう見ても11ではないんだけど…でした。
いくつになっても知らないことは多いですね~。
そして、新しいことを知ると嬉しい楽しい。
げんこつでも、大小の月は覚えられる
私はずっと、西向く侍で覚えてきましたけど「げんこつ」で覚える方法もあったんですね。
右手をグーにして甲の方向から見た時、人差し指を1月としてして右に数えていきます。
・出っ張っている方が「大の月」
・へこんでいる方が「小の月」
7月が小指になってて8月も小指から今度は、左に数えていきます。
こういう覚え方もあるんだね。初めて知った。
大の月と小の月大小暦
サムライの意味がわかったところで、次は「大の月、小の月」ってのがあるってのを知りまして。
初めて聞く単語w
もしかしたら聞いてたかもだけど、そんな記憶力はよくない。
大の月は、31日まである月のこと。
小の月は、31日までない月のこと。
なるほど。
ちなみに、現在日本で使われている「グレゴリオ暦」以前は、毎年、大小の月が変わっていたらしいです。
西向く侍のような語呂合わせで覚えるようになったのは、現在のように小の月が固定され出してから。
うるう年はどうやって決まる?
ついでに、うるう年の決まり方も調べてみました。
・西暦が4で割り切れる年
・西暦が400で割り切れる年
と規則があるようです。
ただ、4で割り切れる年は原則としてうるう年になるらしい。
これも、グレゴリオ暦で決まっているそうな。
単純に「4年に一度」って訳でもないんでしょう。
うるう年は、暦と季節がずれるのを調整するために設けられていて、元々ユリウス暦っていうのがローマの暦でして。
ローマの暦の初期は2月が年末だったので、その時期に調整しようとなったみたいですね。
調べなかったら知らないことばかりでしたw
まとめ
単純に西向く侍という言葉(語呂合わせ)を覚えていても、その意味を知るとさらに面白くなるのが新しいことを知る醍醐味かもしれません。
年齢を重ねていても知らないこともたくさんあります。
それを「知らん!」と放置するのか「何で?」と調べてみるとはで、知識の差が出てきますね。
私の場合は、ただのウンチクになりそうですけどw
それでも、まだまだ新しいことを知るのは楽しいものです。