タコ足配当って言葉を耳にするようになりました。
言葉だけ見ると「はて?なんのことやら?」となります。
タコ足配線や、車の用語のタコ足なら理解できますが、タコ足配当ってどういう意味かと。
メモ代わりに書いておくことにします。
タコ足配当とはなんぞや?
タコ足配当とはなんぞや?
お金の勉強を初めてから耳にするようになった言葉。
タコ足配線であれば、たくさんのコンセントを差し込む事なので、イメージ的にはまだ解りやすい。
けど、タコ足配当って聞くと「たくさん配当金がもらえる」でいいのかと?
違う。そうじゃない。
「たくさん配当金をもらったと錯覚する」
というほうが正しいみたい。
タコ足配当というのは、元本に対して十分な利益もないのにたくさんの配当金を出す事。
たくさん配当金が出るので、魅力を感じますがその実態は元本を削っている場合もあると。
なので、元本はそのままで利益が出た分の配当金と言うわけではないんです。
場合によっては、会社の資産を売却して配当に回すということもあるらしいので、財務状況も安心というわけでは無いって事も考えられます。
言ってみれば「みせかけ」の配当金ということにもなります。
じゃなんで、「タコ足」なのかと言うと。
タコが自分の足を食べるというところかららしい。
体の一部である足を食べる=元本から配当金として出す。
って事になるんでしょう。
けど、タコの場合、足を食べる時は病気だったりするらしい。
そしてその後は、数日以内にさようなら…となるんだって。
ただ、タコは捕らえられてしまった時、足を切り離して逃げる事ができて、その後で再生するみたいなので、この辺りは「タコ足配当」とは違う部分ですね。
投資信託などで「特別分配」や「毎月配当型」みたいなのは、危ないらしい。
ちょっと違うかもだけど、高配当株を探している場合も「配当性向」が100%以上ってのは危険。
配当性向が100%以上って事は、利益の全部を配当に回してるって事ですからね。
「えっ、じゃ経営はだいじょぶ?」ってなります。
それが、タコ足配当じゃないにしても、こういった株はちゃんと理解し納得した上で購入してるならいいかもしれませんが、そうでないなら手を出さない方が無難かと思う。
まとめ
タコ足配当について、理解を深めるためにまとめてみたつもり。
まとまってないかもだけど、とりあえずは自分の足=元本を取り崩してまで配当金を出されても困るなと。
元本そのままかそれ以上。アンド配当が希望ですからねw