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大阪から和歌山までママチャリでサイクリングしたら修行だった

趣味
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大阪から和歌山に行ってきました!

ママチャリで…。

もう、修行かと思いましたw

どんな風にで行ったとか、あまり記憶が定かではないですけど、メモを頼りに思い出しながら書いて行こうと思います。

ママチャリで行くのはオススメしませんけど、サイクリングの参考になれば嬉しいです。

大阪から和歌山にママチャリでサイクリングに行こう!計画

大阪から和歌山に行った経路から。

最近は、スマホがあれば「マップル」を持たずに冒険できるという事に感激してみたりw

「美味しいバームクーヘンが食べたい!」

そんな思いだけで、ママチャリを走らせたわけです。

決して、こんなかっちょいい自転車じゃなくお買い物自転車としては世界最強だと思っているママチャリですw

自宅から、目的地までは距離にして「72キロ」、予想時間4時間49分。

ちなみに、予想時間は調べると自転車の平均速度は「15㎞/h」ぐらいらしいです。

なので、大体の感覚で2時間で岸和田に辿り着けば、予想時間で着くだろうな計算。

30代の頃、ロードバイクで「潮岬」まで行った経験もあり、それ以外にも金閣寺に行ったりと、いろんな場所にサイクリングするのは趣味でもありました。

そんな訳で、結構余裕持ってたりしてました。

ただ、そこから10年近く経ってるし体力的にも微妙とは若干思ってましたけどw

そんな甘い妄想が、サイクリングのように楽しいはずが修行のようにもなった事態へと向かっていきます。

結果的には、片道7時間かかり、日帰りだったので自宅に帰ったのは夜11時半ごろとなりました。

もちろん、目的のおやつはちゃんと買ってきましたよ!

大阪から和歌山にママチャリで行った長い記録

出撃する前に、やっぱり準備は必要!ってことで。

■ボディバッグのようなもの(100均)
財布とスマホを入れるのに購入。

■カバン(バームクーヘンを入れる用)

■バンド(使わなかったw)
帰りにカバンが飛んでいかないように前かごに蓋をしたかったので。

後は、体力と気力があればだいじょぶって感じですかねw

それでは、所々でメモを取りながら走ってたので順番に書いて行きます。

■8:40 出発

もう少し早く出たかった気もしますが、最初は予定通り約5時間で行くつもりでしたので、昼過ぎに目的地に着けばいいと思ってました。

■10:50 堺市 石津

ここで、休憩。

あれ?2時間で岸和田のはずが、まだ堺?といきなり自分の浅はかさに気付かされます。

けど、大体いつもこんな感じなのでこの時点ではあまり気にしてなかったりしますw

■12:10 岸和田市

細かい場所は忘れましたけど、3時間半で岸和田。

「もしかして、着くの夕方?もう帰ろうかな…」と弱気が顔を出してきます。

そして、ここで若干、尻の痛みを感じ出しますw

足は、まだ何とかなりそうですけど、せめて帰りに尻の痛みが出て欲しかった。

体の衰えを痛感した。

■13:50 阪南市

カロリーメイトを買おうと思って、コンビニに寄りました。

ここまでは、急な上り下りもなく進んでます。

若干、足が重くなって来てましたけど、まだまだいける。

ただね。

この辺だったかは既に記憶にないですけど、どこかの歩道の植込みがひどい状態でした。

植込みが伸び放題となってて、走りにくいったらない。

歩道に乗ると、植込みが歩道を塞ぎ人が居れば通れないぐらい。

車道に出れば、飛び出た植込みが足にバシバシ当たって痛いw

半パンだったので、まともに痛みが来る。「ドン!」っていってましたw

その上、植込みを避けようとしたら、車の邪魔になるので大袈裟に避けられない。

緊急事態宣言は出てますけど、土曜でいい天気なので車の量も結構あり。

歩道、車道と行ったり来たりしながらは、お尻によくないw

■14:30 岬町

ようやく、岬町に到着。

この辺りは、緩やかな上り坂になってて疲れだしてる足の力をじゃぶじゃぶ奪ってきますw

何度かの坂道を上った辺りで、足が限界になったので自転車降りて休憩。

ここでようやく気付く。

「海だぁー!」

真夏も終わったころですが、海って何故か見とれてしまう。

工事現場が視界にあり、重機を扱う方が一生懸命働いてました。ご苦労さんです。

そんな中、タバコを吸いながら海を眺めるおっさんはどんな風に映ったんでしょうかw

ここで、画像なんてあればいいんですけど撮ってませんw

足が重くなって来て、それどころじゃなかった…。

ここまで上った事もあり、この先では下りが続きかなり楽になって足を休ませることが出来てたと思います。

けど…。

岬公園辺りから、「孝子峠(きょうしとうげ)」に入っていくことになります。

ここがほんとに大変でしたw

以前、潮岬にいった時「海沿いで潮風を受けながら走りたい!」なんて妄想を抱いた為に、とんでもない峠道になり、泣きそうになった記憶があります(ほぼ泣いてたw)

なので、今回は経路が示すとおりに走ろう。そう思ってました。

確かに、道幅は広く走る分には申し分ないでしょう。

弱虫ペダルに出て来るような、「本気の人達」であればラクラクこなせるのかもしれません。

ところがどっこい!素人なわけだw

しかも、10年前はいろんなところにサイクリングにいった経験があるってだけの素人。

トレーニングすらしてない素人が、峠をこなせるわけない!

なので、峠を漕ぎ続ける脚力なんて持ち合わせてないので、上りはずっとチャリを降りて押してましたw

そして、この孝子峠は道幅はそこそこあるけど、大型もバンバン通るんですよw

めっちゃコワイよ!

対抗になるけど、内側に居た方が溝もあるし最悪溝に落ちれば避けられる!

そう思って移動はするけど、やっぱりコワイ。

カーブは、音を確認しながら恐る恐る押してました。

とりあえず、大型は通るけどそこまで車も走ってこなかったのが幸い。

ごめんなさいです。

で、孝子峠を抜ければ和歌山です!

和歌山の県境を通る時の嬉しさと言ったらなかったですよ。

思わず写メ撮ろうかと思ったけど、さすがに峠ではやめとこうと思いましたw

そして、孝子峠を抜け和歌山に入ってからは、目的地を目指して一目散。

この頃には、足も重たくてまともに漕げないくらいになってて、尻も痛いしw

和歌山に入ってからも、ゆるやかな上り(高架)が結構あったりでかなりつらい。

ちょっと楽だったのは、高架にも歩道があったってことかな。

大阪を走ってる時は、高架道はほぼ自転車通行禁止だったので迂回してから本線に戻るって形が多かったので、これも精神的にやられますw

■15:50 目的地到着

自宅を出発してから、約7時間。

ようやく、目的地に着きました。

このバームクーヘンが食べたいって思いで、大阪から和歌山までママチャリでやってきましたw

「通販で買えばえぇやん!」ってところですし、そう思ってました。

けど、人気商品らしく到着までに時間がかかると。

「だったら行こうかっ!」って感じですw割と単純な発想。

しっかりと、目的のバームクーヘンを買って、再訪問することを誓って店を出ました。

対応してくれた店員さんありがとうございます。また、買いに行きますよー!

■16:00 自宅に向けて出発

さて、帰りましょうw

ママチャリの前かごが、パンパンになるぐらいにおやつ買ったのでしっかりと落ちないように工夫しておきました。

また、高架か…とか思いながらも、日帰りするつもりだったので愚痴ってられません。

けど。

孝子峠の事を考えると怖いし、日が暮れる前には峠を降りておきたかったので、「もっと楽な道はないか?」とか考えてしまいました。

それで選んだのが、751号線って道。行きは752号線だったようです。

たぶん海に近い方が山は低い。

そんな妄想で選んだのがまずかった。

孝子峠一択でいいと思います。

もっと海沿いにも道はありますけど、トンネルがあるので避けました。

まだ、ロードバイクとかなら走り抜けるのもマシかと思いますけど、ママチャリですし足の力がほぼなくなってるので危ない!と思ったので。

トンネルはほんと気を付けた方がいい。めっちゃ怖いから。地元の方ならある程度は避けられるのかな?

そんな感じで、選択した751号線。

これがまたキッツい坂で…。

上りは降りて押す!と決めてたので、上りの手前で降りて荷物の確認して、水分補給して。

準備が整ったら峠道スタート。

最初は、道幅もあって車もあまり通らないので良かったと思ってましたけど、勾配が半端ない!

押してるだけで息が上がる。

徐々に道幅が狭くなって来て、休憩するにも場所を考えないと危険。

そんな中でも、山の上から人が降りてくる!

「トレッキングコースなん?」とか、余裕があるはずもないのに考えてる。

頂上に近づくころには、そろそろ日が落ちそう…。

とりあえずは、日が落ちる前に峠を超えることはできなかったけど、上り切ったからヨシって感じです。

で、上り切ったあと下りが続くんですけど、ママチャリで下りのブレーキがめっちゃコワイよw

ブレーキ飛ぶんじゃないかってぐらいに、「キーキー」鳴きますからw

一度、フルブレーキして前のブレーキワイヤーがちぎれた経験あるので、かなり慎重にブレーキしてました、後ろと前を交互にとか、配分調整したりとか。

下りの道はさらに道幅が狭くなり、対面通行なんだろうけど一車線ぐらいの幅しかないから、かなり緊張しました。

車が来なくてほんとよかった…。

無事、下りきればスグに大阪府に入ります。

市内じゃないのが悲しいw

もうね。

帰りは、岬公園駅のガードをくぐった辺りから徐々に暗くなって来て、ライトを点灯しながら走ってました。

りんくうタウンに近づくころには、観覧車のライトが明るかった。

景色を堪能する余裕なんてない!

帰りは、ちょっとの上りでもほぼ押してました。

それぐらいに、「足が残ってない」状態で、尻も痛い。

歩道や車道のギャップにイチイチ痛みがw

それでも、漕ぎ方を工夫しながらなんとか岸和田に戻ってくるころには雨がポツポツと。

大阪市内に入るまでは、雨もポツポツでしたけど、市内に入ったらわりとしっかり目に降ってきて。

もうここまで来たら、帰るしかない。

一瞬、ネカフェかなんかで寝るかとも考えましたけど、翌日も雨の予報だったので一緒だなと判断。

したら、平野区辺りで雨も止みまして。

ここから、学生時代は平野に住んでましたし、社会人になってから一時期は平野から鶴見までチャリで通勤してたので、かなり気分も楽になってました。

足と尻は、ほぼ限界でしたけどw

ここまでくれば、あともう少し。

そんな思いで走り続けて放出の踏切を超えた時は、ちょっと感動w

そして、自宅に到着したのは夜11時半ごろ。

帰りも、約7時間かかってます。

帰りは少し遠回りになってるので、行き道と同じならもう少し時間短縮になったのかな?

いや~。

修行か?ってようなママチャリ大冒険でしたけど、やっぱりチャリでどこかに行くのは楽しい!

次は、ママチャリでないチャリで行こうと思います。

結論。

大阪から和歌山へはママチャリで行くのはおすすめしません!

ママチャリは、買い物等でその威力を発揮しますw

そして、ちゃんと体力づくりも忘れずに。

まとめ

大阪から和歌山までママチャリで行ってきました。

片道7時間。往復で14時間を日帰りの弾丸ツーリング。

ツーリングともサイクリングとも言えない内容ですけど、終わった後思うのは「チャリは楽しい」です。

しっかりと準備したり、安全に気を使いながら走る。

まるっと完璧じゃなかったけど、また走りたくなりました。

今度は、ママチャリではないチャリでリトライしてみますw

くれぐれも、交通ルールを守って楽しいサイクリングライフを!!

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