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小松務が2代目社長を務める南部せんべいには小松シキの信念が詰まっている

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小松務さんは、南部せんべいを製造販売する老舗せんべいメーカーの2代目社長。

小松製菓では「従業員の幸せ」が会社を強くするという考えをお持ちのようで、業績はあとからついてくるとおっしゃっています。

世間がお客様へのサービスを強める中、従業員の幸せを一番に考える小松務さんには母親から受け継がれる信念があるようです。

小松務の南部せんべい小松製菓は従業員の幸せが第一


巌手屋

「従業員の幸せ」が最大の特徴になっている小松製菓は、南部せんべいを製造販売する老舗せんべいメーカーです。

この考えは、創業者であり母である小松シキさんの信念が基になっているようですね。

既に代替わりしていて、現社長は4代目となっているようですが、カンブリア宮殿に出演されるのは2代目社長の小松務さん。

小松製菓は、「従業員の幸せ」をモットーとしているようで

・補助金の支給
・希望者にはいつまでも働ける制度
・退職者の働ける場所
・社員の誕生日会
・社員へのお歳暮
・退職者に年2回の年金支給

と、いったように福利厚生という枠を超えた手厚い待遇をしてもらえるそうです。

どうしてここまで、従業員のために手厚い優遇をしてくれるのでしょうか?

小松製菓の創業者小松シキの思い

小松製菓の創業者、小松務さんの母でもある小松シキさんは、「シキちゃんのせんべい屋」さんから全てがはじまりました。

今では、耳にすることもなくなりつつある「丁稚奉公」に出された時の思いが今の小松製菓の「従業員の幸せ」に繋がっています。

丁稚奉公というのは、使用人(いわゆる雑用係みたいなもの)からはじまり、奉公先の商売をのれん分けされるまでにかなりの時間を要します。

それだけに、丁稚の間は決して楽ではなかったことでしょう。

私の時代でも、新入社員で「坊主」といった言い方をしていましたが、小松シキさんの時代を考えると環境も待遇も全く違ったと思います。

その中で、小松シキさんは「このままじゃ、いつまでも親孝行できない」「商人になる」と決意します。

シキちゃんのせんべい屋が繁盛して人の大切さを知る

小松シキさんの、シキちゃんのせんべい屋は順調に伸びていき、シキさん一人では賄いきれないほどとなりました。

近所の人に1人、2人と頼みしながらも生産量を増やすものの、売れるのは嬉しいけど売れるものがないということがシキさんを落ち込ませました。

しかし、半自動の機械を入れるという提案もあり三倍の生産量になると知るも、普段のシキさんは、困った人を放っておけずお金の蓄えがありませんでした。

こういった人柄に加え、ご主人がいつも「山に行ったら木を。川に行ったら水を大事にしなさい」と言っていたそうです。

シキさんは「私は人を大事にしよう」そう思ったそうです。


巌手屋

シキちゃんのせんべい屋は手焼き型21丁からはじまりましたが、小松製菓となり巌手屋を起ち上げ、従業員も200人を超える会社となりました。

私からすれば大成功と考えてしまうのですが、小松シキさんは「私一人力ではない、小松の家族だけの力でもない、一生懸命、会社のため、私のために働いてくれる人たちがあって、巌手屋ができたのです」とおっしゃっています。

これが、小松製菓の最大の特徴「従業員の幸せ」となっているのではないでしょうか。

小松シキさんは、「むすんでひらいて」という本も書かれていますので興味のある方は一度読んでみてださい。

むすんでひらいて―おばあちゃんの南部せんべい物語

まとめ

いかがだったでしょうか。小松製菓の特徴となる「従業員の幸せ」は小松シキさんのはじめたシキちゃんのせんべい屋からはじまったなんて夢がありませんか?

自分が苦労したことは、人にはさせたくない。

そんな思いが伝わってきました。
また、その信念を貫いている2代目社長小松務さん、現社長となる4代目にも伝わっていることでしょう。

こういった、ものの作り手が従業員を思いそれが業績に返ってくると信じている企業には頑張ってほしいです。

いつまでも、南部せんべいや販売している商品がより一層世間に広まるように期待して止みません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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