すい臓がんが早期に発見できるかもしれない!?
そう思って、食い入るように見てしまった動画がありました。
すい臓がんが、早く見つけられるようになればいいのにな…。
そんな風に思いました。
ちなみに、私は医療関係者でもなく単なる素人ですので予めご了承ください。
すい臓がんの早期発見に期待しています
すい臓がんの早期発見は「医学会の夢」であるようです。
もちろん。身内にとっても夢でもあります。
これまで、すい臓がんは「沈黙の臓器」と言われてて、すい臓がんが発見される頃には既に「手の施しようがない…」といったケースも少なくありませんでした。
私の身内にも、3人がすい臓がんにかかり帰らない人になりました。
3人とも、すい臓がんと診断された頃には末期でした。
私の父親もその一人でした。
ある日、下痢がひどくなりいつもと様子が違うということで、病院に行ったところ「すい臓がん」と診断され、余命半年を宣告されたんです。
その後、丁度半年後に。
当時「延命措置は要らない」と告げた父だったので、意思を尊重した結果ということもあるでしょう。
しかし、すい臓がんが早期に発見出来ていたら「延命措置」ではなく「治療」も選択肢に入ったと思うんです。
すい臓がんが早期に発見されないばかりに、治療という選択肢さえ選べないのは仕方ないのかもしれないけど、納得しにくい。
線虫を使ったがん検査
動画の中で話されているのは「線虫」を使ったガン検査を行うという会社のもの。
これまで、線虫を使ったガン検査をしていて「ガン」という事はわかっても「何のガン」か解らなかったと。
この線虫は、人間の尿の「がんの臭い」を嗅ぎつけ集まる習性があるらしい。
そして、動画の中で「遺伝子組み換え技術」ですい臓がんの臭いにだけ反応する線虫の開発に成功したと。
で、この線虫を使った尿検査なんですが「自宅検査キット」というものを出しているようです。
この自宅検査キットでは、自分の尿を送ることで15種類のガンがわかるといったもの。
検査料金は「12,500円(税込)」となっております。
また、がんに対する感度は86.3%と高く期待が持てます。
N-NOSEの注意点
ただ、注意することがあるみたいです。
ここまで「早期発見」と書いてきましたが、決して「ガンがみつかる」という捉え方はしない方がいいということ。
あくまでも「がんのリスク」が調べられるという事で、リスクが高いとなった場合は、きちんとしたガン検査をしていくというもの。
ここは、注意しておきたい点だと思います。
線虫はガンの匂いに反応するという事ですが、何十回も繰り返し検査をするようですし、100%とう事もないってことです。
それでも。
見つかった時には「もう遅い…」
そんな風に、ガンになった人も、身内を含めた周りの人にも悲しみや憤りを与えてしまうのなら、少しでも「怪しいかも」と診断してくれる検査が出来れば、選択肢も増えるのになと感じました。
すい臓がんに反応する線虫の件も含めて、今後も研究して頂けたらなと強く思いました。
まとめ
すい臓がんの早期発見に光明。
そんな見だしで見つけた動画ニュース。
身内をすい臓がんで亡くしてしまった方からすれば、ほんとに光明になってほしいと思います。
自宅検査キットも出ているようですし、検査料金も比較的安価という事なので機会を見て私も検査してみたいと思います。